クレーン男 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
市長と大臣と12人の市会議員たちは、貨物の積みかえ用のクレーンをすえつけることに決めた。現場で働く青い帽子に羽を1本さした若い男は、このクレーンに惚れ込んでしまい…。批評精神とユーモアにあふれた物語。再刊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
チムニク,ライナー
1930年、上部シュレジエン地方ボイテン(現ポーランド領)生まれ。ミュンヘン在住
矢川 澄子
東京生まれ。長野県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
リトルバンパイア〈2〉地下室のかんおけ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
リトルバンパイアのリュディガーが、アントンの家の地下室にやってきた。しかも、かんおけもいっしょに。アントンは、リュディガーをかくまい、両親が地下室にはいるのを、ひっしでくいとめるが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ゾンマー・ボーデンブルク,アンゲラ
1948年、ドイツ、ハンブルク近郊のラインベク生まれ。ハンブルク大学卒業後、小学校教師を12年間つとめ、作家として創作活動を始める。この『リトルバンパイアシリーズ』はドイツでベストセラーとなり、各国で翻訳され、映画やビデオにもなって、多くの子どもたちに愛され続けている。現在、アメリカに住み、創作の他、アーティストとして多彩な活動をしている
川西 芙沙
東京都生まれ。早稲田大学ドイツ文学科卒。翻訳家、児童文学者。教職のかたわら、児童文学の翻訳、研究の仕事をし、読書推進活動にも力をそそいでいる。絵本学会、日本国際児童図書評議会、国際子ども図書館を考える全国連絡会などに所属
ひらい たかこ
1954年、東京都生まれ。武蔵野美術大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファンタージエン 秘密の図書館 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
ファンタジーの金字塔「はてしない物語」(岩波書店刊)の世界(ルビ:ファンタージエン)が再び動き出す。ミヒャエル・エンデの秘蔵っ子であり「ネシャン・サーガ」シリーズでも有名なラルフ・イーザウが紡ぐ、「ファンタージエン」の古くて新しい物語。
内容(「MARC」データベースより)
表紙に二匹の蛇が描かれたあかがね色の本は、どうやって街の古本屋にたどりついたのか。古本屋の老主人がファンタージエンでしてきた冒険とは…。「はてしない物語」から20余年、ファンタージエンの新たなる物語。
ブリキの太鼓 第2部 (2) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
3歳の時から成長のとまった小男のオスカルの半生を太鼓にのせて語る、死者のためのレクイエム。猥雑、怪奇、偏執のイメージの奔流の中で悪のビートがなり響く。ノーベル文学賞受賞作家の出世作。
悪魔の霊酒〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
後期ドイツ・ロマン派の奇才ホフマンの大作奇譚。修道院の奥深くに秘められていた聖遺物―悪魔が聖アントニウスの誘惑に用いたと伝えられる霊酒を飲んだ修道士メダルドゥスは、欲望と狂乱の情熱に引きずられるまま、涜神と愛欲の世界に沈みこんでゆく。痛悔の長い告白は、静謐な幼年の日々から始まり、成人して宮廷の世俗世界を遍歴する欲望の日々へ。怪奇の夜と輝く昼の交錯する長編ロマン。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ホフマン,エルンスト・テーオドール・アマデーウス
1776‐1822年。後期ドイツ・ロマン派の作家・音楽家。東プロイセン・ケーニヒスベルク生まれ。大学では法学を学び、以後司法官としてのキャリアを積みながら文筆に手を染める。同時に作曲家・音楽批評家としても活躍し、交響曲やオペラ作品のほか、近代音楽批評への先駆的業績を残す。司法官との昼夜二重生活のなかで、1810年代後半からいっそう旺盛な文学活動に入り、幻想的な作品を数多く書いた
深田 甫
1934年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院修士課程ドイツ文学科修了。同大名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ノーチラス号の冒険 第3巻 深海の人びと (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
海底の珊瑚の森にひらけた幻想的な世界。マイクと仲間たちは魅了されるが、住民同士の対立に巻きこまれる。そのときアトランティス最後の王女セレナが魔力を使い、温和な住民を強引に支配しようとする。それを阻止できるのはマイクのみ……黒い石の街に踏み入ったとき、そこには不気味な生き物が棲息していた……。『ノーチラス号の冒険』待望のシリーズ第3巻!!
内容(「BOOK」データベースより)
美しい珊瑚が生い茂る海底都市で繰り広げられる激しい住民の抗争に巻き込まれたノーチラスの運命は?!最新冒険ファンタジー。絶賛シリーズ第三弾。
ネシャン・サーガ (2) (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
闇の帝国テマナーによって撃沈された。命からがらヨナタンが流れ着いたのは、イェーヴォーの呪いにより封印されただった!
内容(「MARC」データベースより)
闇の帝国テマナーの将軍ゼトアによって撃沈された「世界の風号」。命からがらヨナタンが流れついたのは、イェーヴォーの呪いにより封印された「禁断の地」だった。2000年刊のハードカヴァーを3分冊。コンパクト版で刊行。
はてしない物語 (上) (単行本(ソフトカバー))
Amazon.co.jp
いじめられっ子の少年が、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。著者のミヒャエル・エンデ(1929-1995)は、児童文学という枠を越え、作品を通じて現代社会に対するさまざまな警鐘を鳴らし続けた、ドイツを代表する作家である。1979年に発表された本書は、『モモ』 『鏡のなかの鏡』とならぶエンデの代表作として名高い作品だ。 デブでチビの少年バスチアンは、古書店で目にした1冊の本に目を奪われ、たちまちその世界に魅了されてしまう。ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王「幼ごころの君」が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう「虚無」が王国を滅ぼそうとしていた。女王の特命を受けた主人公アトレーユは、その危機を救うべく探索の旅に出る。しかし、アトレーユの冒険の中には、読み手であるバスチアン自身の話までもが書かれていた。 幸いの竜フッフールをはじめとするユニークな怪物たち、古今東西の名作をモチーフにした挿話。そして、随所に挿入される「けれどもこれは別の物語…」という意味深長なキーワード。エンデの遊び心が存分に散りばめられた物語からは、世代を問わず誰もが、何度読み返しても、新たな発見を見つけ出すことができる。なぜなら、「幼ごころの君」が象徴するように、本書を通じてエンデが語りかけるのは、すべての人の心にある「永遠の子ども」に対してだからだ。本書にはまさに、果てのない物語が幾重にも広がっているのである。(中島正敏)
出版社/著者からの内容紹介
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.
魂を漁る女 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
キエフとその周辺を舞台に繰り広げられる一大スペクタクル。青年士官ツェジムは再会した幼馴染ドラゴミラの美しさに心を奪われるが、彼女は異端信仰に身を捧げていた。折から謎の殺人事件が続発。目的は魂の救済か?ツェジムを愛する可憐な少女アニッタの運命は? めくるめく官能と魂の飢えを描く、ジル・ドゥルーズが絶賛した暗黒小説の傑作。
内容(「BOOK」データベースより)
キエフとその周辺を舞台に繰り広げられる一大スペクタクル。青年士官ツェジムは再会した幼馴染ドラゴミラの美しさに心を奪われるが、彼女は異端信仰に身を捧げていた。折から謎の殺人事件が続発。目的は魂の救済か?ツェジムを愛する可憐な少女アニッタの運命は?めくるめく官能と魂の飢えを描く、ジル・ドゥルーズが絶賛した暗黒小説の傑作。
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈中〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
「憧れを知る者のみが,わが悲しみを知る…」ミニヨンと竪琴弾きの哀切を帯びた歌の調べ.『ハムレット』の上演をめぐり,ヴィルヘルムは演劇の世界について様々に思いを巡らせる.果たして自分の進むべき道は….本巻には『修業時代』全体に豊かな厚みをあたえ,一収束点ともなっている「美わしき魂の告白」を収め,物語は前半から後半に向けて確かな歩を進めてゆく.(全3冊)
内容(「BOOK」データベースより)
「憧れを知る者のみが、わが悲しみを知る」ミニヨン竪琴弾きの哀切を帯びた歌の調べ。『ハムレット』上演を機に、ヴィルヘルムは演劇の世界について様々に思いを巡らせる。本巻には作全体に豊かな厚みを与え、一収束点をも成す「美わしき魂の告白」を収録。